ドライアイスでシミを消せる!?凍結療法とは

2020年03月30日

レーザー治療はやはりどうしても抵抗があるし、美白化粧品を使用してもなかなか効果が実感できない、という方は多いのではないでしょうか。レーザーだと痛みもありそうだし値段も高い、となると一歩踏み出すのを躊躇って敬遠してしまうのは当然です。それでも綺麗になりたいと思うのも女性の心理です。

そんな人におすすめなのが凍結療法になります。凍結療法とは簡単に言ってしまうと凍結と融解によってシミのある細胞を壊死させる療法です。皮膚科でできますが、イボでもない限りは保険適用外なので少し高くなってしまいます。イボであれば良性の腫瘍として判断されるので、保険が適用されて少し安くなります。保険が適用されるのであれば4000円前後で受けることができて安心です。かつて皮膚科でできたシミ治療は、金属メスで切り取ったり、電気メスで焼くといった方法でした。しかし電気メスで焼くとしても跡が残ることが多くて敬遠されていました。どうしても深さを調節することができないので、シミが取れても跡が残りやすかったのです。

凍結療法は液体窒素を綿棒等にしみ込ませて、それをシミに付けることによって一気に冷却するのです。それによって組織障害を引き起こして細胞を壊死させます。液体窒素を付ける時間を調節することによって組織障害の程度を調節するのです。シミの細胞を壊死させた後、暫くは紫外線に当てないように注意する必要があります。絆創膏を貼って刺激を与えないように保護するようにしましょう。10日ほど経つとかさぶたができるので、自然に剥がれ落ちるまで待ちます。壊死した細胞の下で、シミのない新たな肌が生成されます。こうすることによって強制的に表層を剥がし、奥にあるシミの原因のメラニンを表に引き出すのです。表面にメラニンがあるのであれば一度で終えることができますが、奥に潜んでいる場合だと複数回繰り返すことによってメラニンを排出します。

ただし足の裏の場合にはなかなか上手くできないことが多いです。そのため回数を重ねないとメラニンがなかなか排出することができないことが多いです。ひどいと10回以上しなければいけないということも少なくありません。あまり良くならない場合には電気メスで焼くこともあります。基本的には液体窒素を利用するのですが、ドライアイスで冷却することもあります。ドライアイスの他にも炭酸ガスレーザーを利用することもあります。

皮膚科で治療することができますが、全てのシミで凍結療法ができる訳ではありません。凍結療法できるのは老人性色素斑になります。老人性色素斑は最も一般的で、良性腫瘍になります。これは細胞が紫外線に当たることによって浮き出てしまうのです。そのため顔や手の甲、腕に出現しやすく、60代頃になると出てくる人が多いです。20代の内から出てきてしまう人もいます。こういったシミであれば凍結療法で消すことができることも多いです。しかし一般人では何が原因でシミができているかは判断し辛いです。

一方で凍結療法が原因で炎症後色素沈着が起きることもあります。炎症後色素沈着はメラノサイトが活性化することによって色素沈着するもの、メラノファージによって色素沈着するものの2種類が考えられます。肌に強い炎症が起きた時に生じやすく、凍結療法による炎症でも生じるリスクがあるのです。

しかしこういった炎症後色素沈着の場合には時間経過と共に周囲の肌と同じくらいの色になることも多いです。半年から1年経過すると元に戻ることもあります。こういった色素沈着の場合には時間が解決してくれることが多いので様子を見た方が良いですが、不安な場合には皮膚科で相談するようにしましょう。

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